多品目・専門ECサイトの商品検索。顧客目線を重視し満足度を向上

サイト名 | はなどんやアソシエ
URL | https://www.hanadonya.com/
株式会社自由が丘フラワーズは、東京都板橋市場の生花仲卸と、花材専門のインターネット通販サイト「はなどんやアソシエ」を運営しています。「はなどんやアソシエ」は、一般的なギフト用の花の通信販売ではなく、フラワーアレンジ教室の先生やフローリストに向けて、花材(生花やドライフラワーなどフラワーアレンジ作品の材料)を提供するBtoBtoCのオンラインショップです。ナビプラスは、「はなどんやアソシエ」に2014年7月からサイト内検索機能「NaviPlusサーチ」を、さらに2020年6月からはフォローメール「NaviPlusリタゲメール」を提供しています。
今回は、「NaviPlusサーチ」の導入の経緯やその効果について、取締役 花資材販売事業部長 兼 システム部長の打越洋平様と、システム部 デザイナーの一条拓矢様にお話を伺いました。
※掲載している企業情報および記事内容は、取材時点のものです。
※ナビプラスは2025年4月1日に株式会社DGビジネステクノロジーに社名変更しました。
花材をワンストップで提供するサイト誕生の背景とは
――サイトの成り立ちや経緯を教えていただけますか?
打越:ネット通販を始めた2000年ごろは、生花を全国に配送するサービスを展開していました。私が入社したのは2009年ですが、その頃はまだ生花を中心とした商品展開をしていました。花材や花瓶、バスケットなど、生花を扱う方々が一緒に使う資材も細々と販売していましたが、もっと品揃えを充実させる必要があると感じ、各メーカーの商品を次々とカタログに登録して、取扱いアイテムを増やす取り組みを始めました。現在の「はなどんやアソシエ」のサイトは、花に携わる方々が必要なものをワンストップで手に入れられるようなサイトを目指しています。そのため、多くの取引先を開拓し、幅広い商品ラインナップを実現しました。
また、サイトのコンセプトとして「お花に携わる人が、簡単に必要なものを揃えられる」という点を大切にしており、日々のオペレーションでも「お客様にとって親切かどうか」を常に話し合う文化が根付いています。当社のお客様は女性が多く、お仕事や家事で忙しい中でも「はなどんやアソシエがあるからこそお花の仕事を続けられている」といった声をいただくことが多いです。そうしたお客様の手助けをすることが、私たちの使命だと考えています。
――NaviPlusサーチを導入した経緯を教えてください。
打越:「はなどんやアソシエ」は当初、1,000点程度のアイテムしか取り扱っていなかったのですが、2011年ごろから商品点数を増やしはじめ、現在では約15万点まで増えています。しかし、商品数が増えるにつれて、サイトの検索結果ページが非常に重くなり、2014年ごろには当時使用していたプラットフォームでは、検索性能が追いつかなくなってきました。
そのため、効率的な検索機能を導入する必要があると考え、検索サービスの導入を検討しはじめました。ナビプラスさんともう1社で比較し、最終的にはコストパフォーマンスが非常に優れていたので、ナビプラスさんを選びました。

ユーザー体験向上への取り組みと成果
――NaviPlusサーチの実装で、こだわっているポイントはありますか?
打越:最近行った設定で特に良かったのが、弊社が運営するフラワーアレンジ作品の投稿サイト「Fla-co(フラコ)」との連携です。お客様が投稿した作品のページで、作品に使用している商品を一覧で表示し、まとめて検索できる機能を追加しました。これにより、今までは作品に使用されている商品を1つ1つ個別に確認する必要があったところを、一度にまとめて検索結果に表示できるようになり、お客様からも「便利になった」との声をいただいています。この改修ではテクニカルサポートのお世話になりました。ナビプラスさんのテクニカルサポートは、技術的な質問にも素早く、的確な回答をいただけますし、標準機能での実現が難しくカスタマイズになる場合は見積もりもいただけて、どうしたら要望を実現できるかを一緒に考えてくれるので、いつも感謝しております。

また、NaviPlusサーチでは絞り込み検索機能が非常に充実しており、20以上の絞り込み条件を駆使して、お客様が求める商品に簡単にたどり着けるよう工夫しています。
検索結果の並び順に関しても、在庫があるものを優先的に表示したり、売れ筋商品を上位に持ってくるなど、細かい設定が可能です。NaviPlusサーチを導入する前は手動で商品の表示順を設定していましたが、今では自動化され、運用も非常にスムーズになりました。
導入した効果としては、検索が遅延したり結果が表示されないといったトラブルがなく、安定した検索速度が維持できている点が大きな利点です。また、当社は15万点以上の商品を取り扱っており、お客様からも「品揃えが豊富で、商品が探しやすい」という評価をいただいています。検索結果のメンテナンスや、お客様からのフィードバックに対する迅速な対応が、お客様からの評価につながっていると感じています。
――どのような運用をしているか教えていただけますか?
打越:NaviPlusサーチのチューニングは、月に1回程度の頻度で確認を行っています。主に、0件ヒットになったキーワードや検索キーワードランキングを確認し、必要に応じて類義語の登録や並び順の調整を行っています。初期設定時にまとめて多くの類義語を登録したため、その後の追加は少量にとどまっています。
また、他部署から「この商品がなぜこの位置に表示されているのか確認してほしい」といった問い合わせがあれば、その都度対応しています。並び順の調整や類義語登録も、そのようなリクエストに基づいて実施する形です。初期設定でしっかりと登録を行ったことで、現在の運用は比較的シンプルで負担が少ないと感じています。チューニングが管理画面で行えるので、現場担当者がすぐに対応できるところも便利な点です。
「NaviPlusサーチ」の活用方法
「NaviPlusサーチ」の管理画面には、運用工数を削減するさまざまな機能が実装されています。その一部をご紹介します。■類義語登録機能

同じ意味を持つ複数のキーワードを類義語として登録することで、テキスト検索の精度を向上させます。例えば、「かばん」という名称のアイテムが登録されている状態で「かばん」と「バッグ」を類義語として登録すると、「バッグ」でテキスト検索した際にも「かばん」アイテムがヒットします。TSVファイルの取込みによる一括登録も可能です。
■ドリルダウン機能

検索結果を「カテゴリ」や「ブランド」、「価格帯」といった任意の項目で絞り込んでいくことができます。項目の並び順は、任意の順番で並べることもできます。キーワードでの絞り込みも可能です。
15万点の商品を活かす、検索性向上と提案力強化による顧客満足度向上戦略
――今後の課題や展望を教えてください。
打越:現在の最大の課題は、商品点数が15万点に達し、業界の大半の商品を網羅している状況で、いかにお客様が求める商品を適切に提案できるかということです。これが非常に重要だと考えています。新商品をアップしても、初期段階では売り上げが少ないため、人気順や売上順での露出が難しい。そのため、新商品をいかに効果的にお客様に知っていただくか、また、お客様が探している商品にいかに早くたどり着けるようにするかが課題です。例えば、バラ一つとっても、生花、造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワーなど様々な種類があります。理想的には、お客様が求めるタイプのバラがすぐに検索結果に表示されるか、適切にレコメンドされるような仕組みを構築したいと考えています。
今後の展望としては、画像検索機能の導入も検討しています。例えば、壁面緑化のプロジェクトで使用する造花を選ぶ際、お客様がイメージ写真をアップロードすると、使用されている材料が一覧で表示されるような機能があれば、スタッフの作業効率も上がり、お客様の利便性も向上すると考えています。
つまり、検索性の向上によって提案力を高めることが、我々の目指す方向性です。
打越様、一条様、貴重なお話ありがとうございました。
今後も、自由が丘フラワーズ様のさらなる発展に向けて、ナビプラスは支援して参ります。